動機:リスニングの良い勉強法が分からない。
参考
聞き読み(聞き黙読)
音声を流しながらスクリプトを黙読する。英語の語順どおりに読み下す習慣がつく。音を聞きながらスクリプトを読み、意味をなんとか把握できるくらいのものがおすすめ。返り読みはしないこと。
オーバーラッピング(聞き音読)
音声を聞きながらスクリプトを自分でも音読する。自分で発音してみることにより、頭の中でイメージしている音と実際に耳に聞こえてくる音との食い違いに気づける。日本語の音にひっぱられてしまう、同化・連結などの音声変化がつかめていないなど、聞き取れない音が多い人におすすめ。
リピーティング(1文復唱)
音声を1文ずつ再生して一時停止し、聞こえた音を真似て発声する。音声をよく聞いて、英文のリズム、抑揚、音の強弱をできるだけ再現しようとすることが大事。
シャドーイング(追っかけ復唱)
英語の音声を流しながら、その真似をして発音し、出来る限りすぐ復唱していく。
発声する勉強法では、自分の声を録音してみることがおすすめ。客観的に聞いてみると、自分の発音とお手本であるネイティブの声との違いがはっきりと認識できるもの。スピーキングの訓練にもなるよ!
ディクテーション(書き取り)
音声を聞いて一語一語正確に書き取る。どの部分を聞き取れていないのか特定できる。聞き取れない音がなぜ聞き取れないのかわからない人におすすめ。間違いを機械的に直すだけでなく、「なぜ聞き取れなかったのか」をきちんと分析しよう。
よくある苦手要因
英語の音(RとLの違いのような)を知らない
単語の発音(スペルと発音の関係性)を知らない
発音の変化(連結・同化・脱落・弱形)を知らない
知らない単語・表現が多い(総語数の5%以上)
英語の発音をカタカナで覚えている
日本語に訳しているので間に合わない
英語を聞く時間が短い
英語を聞き流しているだけ
英会話で非言語的コミュニケーションに頼っている
要因として挙げられているものを見ると、9つあるうちの4つは「知らないから」。ということは、知識を付ければある程度どうにかなるんだろうか。
個人的には「日本語に訳しているので間に合わない」可能性が高そう。英語の単語として認識できても、「意味」の理解まで追いつかないから次へ次へと進むうちに内容を忘れてしまう。意味を理解しながら聞こうとすると、今度は間に合わなくなって話の筋を見失ってしまう。
「英語を聞く時間が短い」というのも、苦手意識からそうなりがち。
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備忘
負荷が弱い順に、
聞き黙読 < 聞き音読 < 1文復唱 < 追っかけ復唱。