動機:可能なら数式をきれいに表示したい。
参考
[tex:数式]
と記述すると、MathJaxによって数式が表示される。
例:
[tex: y=\sqrt x+\alpha ]
→
[tex: \mbox{円周率} = \frac{\mbox{円周}}{\mbox{直径}} ]
→
コマンドの参考→LaTeX/LaTeXによる文書整形の応用/数式を記述する、 8.12 数式内での日本語文字
MathJaxとは
MathML(ウィキ等で使われる数式用マークアップ言語)やLaTeX(組版処理システム)で記述された数式をブラウザで表示させるJavaScriptライブラリのこと。
「マスジャックス」と読む(デジタル大辞泉より)。
JavaScriptに対応したブラウザであれば動作する。
ブラウザ上で数式を右クリックすると、MathMLやLaTeXの形式で数式をコピーすることができる。
参考:
注意点
上付き文字を使うときは
{}
でくくる必要がある。
×[tex: x^2+y^2=1 ]
→[tex: x2+y2=1 ]
〇[tex: x^{2}+y^{2}=1 ]
→\\
では改行されず、改行するにはバックスラッシュが3つ必要。
[tex: 2x-y=4\\\ x+3y=5]
→上手く表示されないときはエスケープ文字
\
を入れてみる。(_
は\_
、[ ]
は\\[ \\]
など)分数表示で分母や分子の文字が小さくならないようにするには、
\displaystyle
と書く。もしくは\frac
の代わりに\dfrac
を使う。
(通常)[tex: \tan\theta=\frac{\sin\theta}{\cos\theta}]
→
(大きく①)[tex: \displaystyle \tan\theta=\frac{\sin\theta}{\cos\theta}]
→
(大きく②)[tex: \tan\theta=\dfrac{\sin\theta}{\cos\theta}]
→
参考
備忘
[tex:~~]
でtex記法が使える。